『Spelunky スぺランキー』良作ローグライク探検アクション。ゲーム特徴紹介&レビュー [STEAM/GOG/PC]

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SPELUNKY 〝スぺランキー”

『スぺランカー』ではないが、これまたサクサク死ぬ高難易度。
ローグライク探検アクションである本作のレビューを兼ねて特徴ご紹介。


💡 SPELUNKY
非常に好評  日本語なし 定価:1480円  開発Mossmouth


ローグライク2D遺跡探検アクション。1~4人までローカルCOOP対応。
ムチ攻撃、爆弾、カギ縄、ジャンプ、ダッシュ、アイテムが基本行動とシンプル。
これらを駆使して、お宝を集めながらゴールを目指す。複数のワールドがある。
アイテムは武器からワープまで数十種。宝箱や敵から奪うほか、店でも買える。

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鬼のような高難易度
本作品はスぺランキーであり、スぺランカー先生より圧倒的に頑丈だ。
ライフもあり、遭難者を助ければさらに増える。だが随所に即死トラップが!
どんなに進んでも、死ぬとステージ1の最初から……装備・お金すべてロスト……
「セーブ? 中断? そんなものは甘えだ!」 という超オールドスクール仕様なのだ。


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次こそは! 即リトライしてしまう面白さ
ローグライクなので、構造もお宝もアイテム屋も全然違うランダム生成。
出口探しにお宝探しにと、毎回発見があり、探検している気分になる。
操作性がかなり良く、動かしていて楽しいのもリトライしたくなる要因。

なお、図鑑は引き継ぎ。さらに自分の知識と経験も貯まっていく。
何が大事か、何が良アイテムかなど見極めもできるようになる。
どんどん上手くなり、効率的かつ華麗に進めるようになっていくのが楽しい。


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最大の救済措置…ワールド毎にショートカット
ワールドクリア毎にトンネルマンが現れ、3回寄付するとショートカットを作ってくれる。
だが、1ワールド4面なので、3週(計12面)クリアしないといけない計算だ。
この3週が果てしなく長い。10~20回死んでやっと達成できる位だと思う。
どんなに慎重に進むつもりでも、驚くほどすぐに死ぬのがこのゲームだ。

ちなみに寄付要求は厳しい。以下に記載したのでネタバレOKな方はマウスドラッグ。
1回目:爆弾、2回目:ロープ、3回目:1万$(ワールド2)、ショットガン(ワールド3)、鍵(ワールド4)  ※爆弾・ロープはワールド毎に1つ2つ3つと増える
ショットガンは店などから奪えるが、、墓地のASHと書かれた墓にも埋まっている。
鍵はワールド1でしか入手できないので、最初から死なずにワールド3までクリア必須。


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最大の敵は〝自分自身”
うっかりミスで、吹き矢トラップを食らいノックバックして、トゲにグサリ……
つい確認せずにテレポートした先で、即死攻撃を持つ敵にパクリ……
好奇心で触った仕掛けのトラップ発動、大岩がゴロリ……
ビックリする位、サクサクサクサク死んでいく。
油断・不注意・好奇心が死を招くゲームなのだ (たまに理不尽だが)


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通常ローグライクのほか、対戦デスマッチモードもある
ステージ数は多彩。1人でもAI3人相手に戦える。
AIはあらゆるアイテムを使いこなす上に超アグレッシブ!異常に強い。
何が起こっているか分からず、気付いた時には 「おれはもう死んでいる…」

実力の近い友達3人とワイワイ楽しむのが一番ベストだ。
恐らく一人でもAIがいたら3人がかりでもキツいだろう。


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最後に感想 「総じて面白い」
面白いが、即死なしか有限コンティニュー制だったなら、
もっとステージギミックを積極的に楽しめた気はする。
慎重になるあまり〝触らぬ神に祟りなし” で進んでしまうからね。
まあ実装されたら、良くできた普通のゲームになってしまうかもしれない。



 JJ voice

先日紹介した、探検アクション『1001 Spikes』とは違った面白さ。
あちらは製作者による用意周到なデストラップと悪戦苦闘する感覚だが、
こちらはランダム生成なので、テラリア地下探検にも似た自由な感覚がある。

自分だけのダンジョン、一度きりの体験を毎回楽しめるのは、ローグライクならでは。
ステージ構成によって、楽しい時もかなり微妙な時があるのも、ローグライクならでは。

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