ベア・ナックル 4(Bare Knuckle IV)
26年ぶりに蘇ったシリーズ最新作。Steamにて2020年5月1日発売!
懐かしさと共に非常に楽しめましたので、レビューを兼ねてご紹介します。
✨ | Streets of Rage 4 |
非常に好評 開発Dotemu, Guard Crush Games, Lizardcube 日本語対応 ゲームパッド推奨
過去作オマージュも沢山詰め込まれた、26年ぶりの続編!
かつての宿敵 Mr.Xに代わる、新たなシンジケートのボスが誕生……
渋顔になったアクセル、変わらぬ美貌のブレイズ(むしろ声は幼くなった)
アダムの娘やザンの弟子とともに、恐るべき野望を阻止すべく立ち向かう!
アダムの娘やザンの弟子とともに、恐るべき野望を阻止すべく立ち向かう!
綺麗な手描きアニメーションによりイメージ刷新された作品。
気合入ったOP、ステージ間イベントなど随分あか抜けたが
過去作ファン向けの懐かしさも随所に散りばめられている。
ローカル最大4人プレイ対応(オンラインは2人)
全12面。腕にもよるが、1週クリアまで1時間半から2時間ほど。
難易度はEASYからMANIAまで5段階。NORMALでも適度な歯応え。
※Steam版は Remote Play Together を使えばフレンドならオンでも4人可能な模様。
オンラインは2020年5月10~13日夜中~早朝では比較的賑わっていた(画像は週末朝)
サーバー画面を見ると少く見えるが、ロビーで待っている人だけの表示。
実際もっと多く、オンライン待ちすると数十秒で毎回入ってくれた。
・ストーリーモード(到達面セーブ、無限コンティニュー) ・アーケードモード(セーブ&コンティニューなし) ・ステージセレクト(各面のみ、スコア稼ぎに便利) ・ボスラッシュ ・対戦モード ・アート集などのエクストラ。 |
キャラクターは初期4人ほか、旧作主人公もアンロック(周回要素)
アクセルとブレイズは通常技・必殺技も増えている。
チェリー(新キャラ)はスピード系少女、サミー以上にトリッキー。
フロイド(新キャラ)はパワー型大男。ザンとマックスの中間的存在。
チェリー(新キャラ)はスピード系少女、サミー以上にトリッキー。
フロイド(新キャラ)はパワー型大男。ザンとマックスの中間的存在。
総合スコアが一定量に達するごとに、過去作キャラも解禁!
『ベアナックル 1~3』のドット絵グラフィックやメガドラ風音声(笑)
攻撃パターンも旧作仕様で戦える。 必殺技の追加ほか一部調整あり。
『ベアナックル 1~3』のドット絵グラフィックやメガドラ風音声(笑)
攻撃パターンも旧作仕様で戦える。 必殺技の追加ほか一部調整あり。
1週遊んで2~3キャラ解禁のため、コンプには相当遊ぶ必要あり。
戦闘について。往年のベルトアクションがより強化!
通常コンボ、タメ攻撃、後ろ攻撃、コマンド技、武器固有技、
つかみコンボ&投げ、 ジャンプ攻撃3種 など元々多彩だがさらに追加。
つかみコンボ&投げ、 ジャンプ攻撃3種 など元々多彩だがさらに追加。
新要素として、ジャンプ2段攻撃、ジャンプ必殺技、スーパー奥義が登場。
さらにガンガン繋がる追い打ちが爽快! 数十コンボになる時もある。
ジャンプ膝 → 殴りコンボ → グランドアッパー → キャンセル必殺技!
そんな格闘ゲームのようなコンボが可能に。壁に跳ね返ればさらに殴れる。
ジャンプ膝 → 殴りコンボ → グランドアッパー → キャンセル必殺技!
そんな格闘ゲームのようなコンボが可能に。壁に跳ね返ればさらに殴れる。
細かな改善&工夫が多くて、戦いがぐっと面白くなった!
・必殺技はHP消費するが、ノーダメで敵を攻撃すれば減らずに済む。
これで緊急用だけでなく、気軽にコンボに組み込みやすくなった。
これで緊急用だけでなく、気軽にコンボに組み込みやすくなった。
・別行動中にタメ攻撃チャージできたり、つかみ中にコマンド入力できたり自在。
・耐久力がある限り、武器は投げても壊れず、跳ね返った所を空中キャッチ可能。
・投げられ吹っ飛ばされ全般でダウン回避でき、素早く立て直せる(上+ジャンプ)
・ステージ間でキャラ変更したり、スコア入手量を代償にして残機を増やせる。
難所だけハンデ付与や戦いやすいキャラにして、突破したら元に戻してもいい。
難所だけハンデ付与や戦いやすいキャラにして、突破したら元に戻してもいい。
💥 | Streets of Rage 4 好みが分かれそうな点 |
スーパーアーマー発動する敵がとても多い。
BOSSはほぼ全員、ザコ敵でも起き上がりや特殊攻撃で使うキャラがいる。
動きを覚えれば問題ないが、ゴリ押しが通じにくいため面倒に感じるかも。
BOSSはほぼ全員、ザコ敵でも起き上がりや特殊攻撃で使うキャラがいる。
動きを覚えれば問題ないが、ゴリ押しが通じにくいため面倒に感じるかも。
逆に言えば、攻略模索する必要があり、気が抜けないと言う利点でもある。
無敵時間がない。
敵数人の吹き飛ばし攻撃でお手玉のように削られる事も。
こちらも同じ事ができるため、公平ではある。
そのほかの点
・一部キャラ以外「ダッシュや上下回避」がなくなった。
・コンティニューは面最初から。 救済措置はあるが、ゴリ押しできない。
・ステージ分岐はなくなった。ただし隠しステージあり(短いボス戦)
💥 | Streets of Rage 4 気になった点 |
オンラインCOOPや対戦は、ラグい時もあり。
PING設定がないため、マッチしてみないと分からない。
PING設定がないため、マッチしてみないと分からない。
読込時カクつくのは同期待ちとして問題ないが、
ずっとカクついたり、接続が途切れたりする事も。
ブレイズのボイスに違和感。
メニュー画面では海外風のお姉さんボイスだが、ゲーム中は
気の抜けたロリ声というか萌え声っぽくなってしまった(笑) ヤァー
むしろ少女チェリーの方が大人っぽいと言う。
💥 | Streets of Rage 4 レビューまとめ |
『ベアナックル』らしいプレイ感覚に加えて
戦闘部分はぐっと多彩かつ強化された最新作。
まず、ベルトアクションとしては非常に良作。
立ち回りの面白さに加えて、ガンガン繋がるコンボが楽しい。
多彩な攻撃パターンや細かな改善のおかげで、戦いの幅が広がった。
過去作主人公アンロック… 懐かしい敵… 懐かしいステージギミック…
全編に渡ってセルフオマージュが多いため、最新作ながら過去作の面影。
現代リメイク&マッシュアップな印象があり、往年ファンも馴染みやすい。
ただし『ベアナックル』らしい厄介な敵たち、面倒な邪魔にイライラ爆発。
鎮魂歌を叫びたくなり怒りの鉄拳! 攻撃ボタン鬼連打したくなる場面も健在。
またスーパーアーマー多用 + ザコ召喚の中ボス戦も
軸をずらしつつ、スキを伺い合うような「似た戦い方」になりやすい。
とは言え、とっさ判断でうまく戦えた時の俺TUEEE! 高揚感は半端ない。
アニメのようなグラフィックもGOOD
ただ、メガドラ時代の少ない色数を感じさせない職人ドット絵からすると
普通に綺麗な印象で、インパクトは薄いかなと思うステージもなくはない。
BGMは古代祐三氏ほか有名な方々も参加しており、良く聴けば良曲も多い。
こちらもメガドラのようなFM音源やギンギン感でないため
耳馴染み良いBGMといった印象、ゲーム中は耳に残りづらい。
こちらもメガドラのようなFM音源やギンギン感でないため
耳馴染み良いBGMといった印象、ゲーム中は耳に残りづらい。
過去作BGMに変更できる設定はあるが、できれば新BGMを楽しみたい。
聴き込めるサウンドテスト機能、またはサントラDLCがあればと感じた。
何はともあれ、全キャラ・アンロックまで数周遊んでも
まだ遊びたくなるくらい楽しめている。COOPも楽しい。
ぜひ今後のアップデートやDLC、または次作も期待したい!
☕ | JJ VOICE「グランドアッパー!」 |
今後もしもアップデートを期待するならば、 ルート分岐または新ステージかな。個人的には過去作ステージそのままでも歓迎。 せっかく戦闘システムが面白いので、遊べる舞台がもっと広がるといいなと。 敵ランダム配置などカオスで楽しいかもしれない。 4のボスキャラも使ってみたいね。ボスと言えば、本作のラスボスは好感。 ザコに頼らず、正々堂々戦ってくれる。正直ザコ敵の邪魔が一番辛い(笑) (追記)Streets Of Rage 4 - Mr. X Nightmare DLC発売! お馴染みシヴァほかボス含む3人がプレイキャラとして追加。 サバイバルモードも追加されており、遊びの幅が広がった。 |
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