STEAM良作『TASTEE: Lethal Tactics』5秒先を読みあう傭兵タクティカル・ストラテジー [ターン制]

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5秒先を読み合う傭兵タクティカル・ストラテジー『TASTEE: Lethal Tactics』
プレイしてみてとても面白いゲームだったため、簡単にご紹介したい。

💡 TASTEE: Lethal Tactics ゲーム内容紹介
総合評価:ほぼ好評。 シングル、マルチ、トレカ、実績対応、日本語なし

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ゲームモードは複数。マルチ対戦もあるが、シングルモードも充実している。
ストーリー(10ロケーション30ミッション)、デイリーミッション、チュートリアル。
様々な分野の傭兵達を使い分けながら、犯罪組織と戦っていくのが基本ストーリー。
3Dマップのため自由に拡大縮小回転できる。デフォルト解像度は低いので要設定。

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英語だが、基本システムはシンプルなのでそこまで問題ない。
チュートリアルもあり、練習モードもあるため、操作しながら大体把握できる。
ストーリーでのセリフも難しい文章ではない。最低限クリア条件を読めばOK。


💡 TASTEE: Lethal Tactics ゲームシステム
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5秒先までの行動を予約するターン制ストラテジー
操作はシンプルでマウスだけでも可能。(ショートカットキーもある)
各キャラの視線や移動地点、各種行動を予約し、敵味方一斉に5秒動いて1ターン。
「2秒前方へ走って遮蔽物前でしゃがみ、1秒右に動いて索敵」など細かく指示可能。
視界に入ると自動攻撃。キャラ毎にリーチやエイム速度が異なるため考えて指示。


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最大12人の傭兵軍団からチーム編成していく
ガンマン、突撃特化ショットガンナー、爆破特化グレネード野郎、スナイパーほか
様々なキャラがいるが、基本行動はほぼ同じで、それぞれ特殊スキルや制限がある。
ストーリーモードでは進める毎に仲間をアンロックしていく。他モードでは最初から選べる。


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敵の位置を予測する視界の概念が面白い
敵の位置や装備は視界に入るまで分からないため、慎重に索敵する必要がある。
一度視界に入っても、見失うとまた位置が分からなくなる。
「最後にいた位置」からの数秒先の行動を予測して、対策を練るのだ。
AIも意外と賢く、回り込んで来たり、建物裏からけん制グレネードを投げてきたりする。


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戦闘の流れの一例
(左画像)シルエットは6.6秒前に敵がいた位置。恐らく建物内にいると予測。
(右画像)左キャラにしゃがんだ状態でグレネードを投げ込む指示。
右キャラもしゃがんだまま、建物裏に視点を向けつつ回り込む指示。

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結果がこちら。予想は外れ、敵は建物反対側から回り込んできて、
横からグレネードを投げられ、仲間2人まとめて一網打尽に(笑)
一人呆然と立ち尽くすスナイパーに横を見張らせておくべきだった…
このように読み合いが楽しいゲームとなっている。


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グラフィックは2昔前の品質だが、ちょっとコミカルな絵柄なので気にならない。
荒くれ傭兵共を操って、悪の組織をぶっ潰すのだ!


 JJ voice

私はこの手のシンプルな戦術ストラテジーゲームが大好物なのだが、
マイナージャンルで数少ないのが残念なところ。銃撃戦メインなのに、
アクション性がないので一般受けしにくいのかもしれないね。
まだゲーム前半なので、クリア後に改めてレビューするかもしれません。

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