STEAMレビュー『Tesla vs Lovecraft』超大群のクトゥルフ怪物達を撃ちまくる! 高難易度トップダウンシューター

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超大群のクトゥルフ怪物と戦うトップダウンシューター『Tesla vs Lovecraft』 
以前ご紹介した『JYDGE』開発メーカーによるSTEAMゲーム。
全クリアを機に、レビューを兼ねてご紹介します。


💥Tesla vs Lovecraft ゲーム特徴紹介&レビュー

非常に好評  定価 1480円  開発 10tons Ltd  日本語対応  ローカル4人協力対応


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ハイテク超科学を駆使して、クトゥルフ軍団を殲滅するのだ!

発明家ニコラ・テスラとなり、小説家H.P.ラヴクラフトの召喚した
異界の怪物や神々と戦っていく。ストーリー性は薄くOPとEDのみ。

「通常界、エーテル界、エルドリッチ界」に分かれており実質1、2、3周目、
「ノーマル、ハード、超絶高難易度ナイトメア」のように難しくなっていく。
無限沸きサバイバルモードや、報酬のあるデイリークエストもある。


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市街地から山岳地帯、それぞれ小さめマップのステージ制。

1世界あたり30面ほどあり、2周目までのクリアで大体6時間ほどだった。
3周目エルドリッチ界は恐ろしく難しいため根気がいる。約12時間で制覇。
クリスタルを集めて、ステージ間で発明強化もできる。


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レベル強化しつつ、ランダム出現武器&アビリティで戦う。

いずれのステージも「ハンドガン1丁の初期状態」から始まる。
数回分チャージできる短距離テレポート(クールタイム制)で機動力は高い。

最初はガトリング銃搭載メカに乗っているが、一定時間で壊れてしまう。
壊れるまでにマップ把握してXPを稼ぐのだ。 パーツを集ればまた乗れる。

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・武器……………銃火器からガウスライフルほかSF兵器まで色々。無限弾薬。
・アビリティ……有限のサブ武器。X線近接ソードや電撃ソーサーほか色々。
・ボーナス………レベルUPごとに2択で能力強化

いずれもランダム出現。これが大きな特徴であり難しい部分。
毎回違った状況のプレイを楽しめるが、運に左右されるため
強武器が出るか出ないかで難易度がかなり変わる。


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敵は大軍! 四方八方から迫ってくる。

1ステージあたり数百体レベルで四方八方から出現する。
追い込まれるのはデフォルト。画像右下のような薄い場所から
テレポート回避しつつ立ち回る。どこに行っても逃げ場はない。

敵は近接系から突進系、範囲ダメージ系ほか様々。
ボス出現ステージもあるが、ザコ大軍のほうが圧倒的に厄介(笑)



💡Tesla vs Lovecraft 気になるかもしれない点
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先が見渡せないため死にやすい。
長い路地など、画面外にどれだけ敵がいるか分からないのが難点。
逃げるためテレポートした先も敵大勢! などは日常茶飯事。
いかに連続テレポートのチャージ時間を稼ぐかもゲーム性のひとつ。

とにかく運要素が強い。
序盤から良スキル&良武器に恵まれれば相当楽になるが、
ロクなものが出なければ、簡単なステージでも難しくなる。



💥Tesla vs Lovecraft レビューまとめ
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大軍相手に、逃げて耐えて強化していく、サバイバル的シューター。
毎回異なる条件下で「いかに上手く立ち回るかを楽しむ」感覚。

敵がとにかく多い。ひたすら多い。1ステージ数百以上かつ硬い。
ガトリング搭載メカでさえ、火炎弾や能力強化がないと押し負ける。

貫通武器や貫通スキル、強アビリティなどが出るまで
四方八方から追われながら、敵の薄い方向へと逃げ撃ち。
ランダム強化しながら戦っていくゲーム性で運要素も強い。


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「貫通武器 & 壁反射 & 多弾化 & 高射撃レート」などが揃えば、
もはや弾幕状態になって爽快。ガンガン殲滅できてしまう。
「無限テレポート & 爆発」などレアスキルも面白い。ただ中々揃わない。

過去作と比べると高機動スピーディー、派手なアクションに仕上がっている。
2周目エーテル界までは適度な難しさで面白かったが、3周目は鬼難易度。
上述のゲーム性からも好みは分かれるだろう。


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クトゥルフと言ってもSAN値要素はなく、ただのモンスター感覚。
種族ごとに一定数倒すとダメージ加算が増えていき多少楽になる。
アクションシューターでひたすら戦いたいプレイヤー向け作品。
BGMは結構盛り上がる。



🎧 JJ VOICE
最終エルドリッチ界は「ワープ回数」と「ボーナス・シャッフル」強化で運要素軽減して何とか攻略。ダゴン都市が一番鬼門でした。

この機動力で過去作『JYDGE』のような武器&スキル自由選択できれば
面白そうだなと思いますが、それだと強い構成ばかり選んでしまうかな。

海外STGは、基本弱くてわずかな間だけ無双できる位のゲームが多い印象。
キャラ強化しても、敵がそれ以上に強くなるハードコアな調整もお馴染み。
この辺りは文化や好みの違いかもしれませんね。


過去作レビュー記事

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