
隔離デストラップ迷宮から脱出を目指すSFホラーアクション『Watch This!』
STEAMウィンターセールにて最安値更新。100円とお手頃だったため購入。
プレイしてみて結構面白いゲームだったので、レビューを兼ねてご紹介したい。
💡 | Watch This! ゲーム 内容紹介! |
2016年9月発売、総合評価 ほぼ好評。 トレカあり、日本語なし(問題なし)
通常 400円 (ウィンターセール期間中100円。旧底値200円) 必要PCスペック少し高め
ロシアのCivilSavages作品。前作「Dispatcher」はよりホラー寄りかつ薄暗い。
TV中継されているデスゲームの出場者となり、トラップ満載の隔離迷宮から
金をできるだけ回収、愛する家族へ土産を買って脱出する一人称アクション。
画面明るめ、シチュエーションホラー型のゲームなので、あまり怖くはない。
ノコギリ…針山…硫酸の池など、壁にも天井にもトラップ満載のデスアスレチック。
残機制。触れると即死で、スタート地点にリスポーンする。グロい死亡演出はない。
迷宮は部屋や通路があちこち入り組んでいて、最初はかなり迷うが、構造は固定。
全体的には中程度の広さといった感覚。上層や隔離通路もあり、探検が楽しい。
なお、迷宮は2種類あり、挑戦するたびに鍵などアイテム位置がランダムで変わる。
自販機?でスキル15種類からランダムに2種類もらえる。
ハイジャンプやワープ、時間停止やアーマーほか色々あり、
内容によって攻略方法に幅が出るため、結構楽しい要素でもある。
ただし、死にスキルが当たった日には、縛りプレイかリセットか悩ましい。
色々なモンスターも徘徊している。(右はただの工作員風だが言語がヤバイ)
デザインは全く怖くないが、声が怖く、見つかるとビクッとして走って逃げたくなる。
地雷など攻撃系スキルが出ない限り、戦う手段がないので実際逃げるしかない。
💡 | Watch This! レビュー! |
良い点
・美しいグラフィック。光の表現や、壁の質感まで綺麗。
低スペックPCでは重かったため、掲載画像は多くが最低画質。
・多彩なランダムスキルによる攻略の幅。
・緊張感あるシチュエーション。慣れてもやはりちょっと怖い。
・うるさいがノリのいい実況ボイスと、意味不明な家族写真が笑える。
・意外と高めのトレーディングカード。1枚13円以上で取引されていた。
残念な点
・クリア後の演出がとてつもなく薄い。
そのため達成感も薄く、ちょっと虚しい。
・物理系トラップばかりで避けるのも簡単。種類も少ない。
敵から慌てて逃げて突っ込むか、操作ミス位でしか死なない。
・迷宮が2種類とボリュームが少ない。
定価400円という価格からすれば十分な広さではあるが、念のため記載。
私の場合、のんびりスクショ撮影しながら、各2週クリアしたが合計3時間強。
・ランダム性が薄い。開始位置と一部アイテムと家族写真のみランダム。
敵配置やマップ構造もランダムだと、よりリプレイ性が上がったと思う。
💡 | Watch This! レビューまとめ! |
小粒だが、結構楽しめたデスアスレチック・ゲーム
最初はかなり怖かったが、1~2回プレイして仕組みが分かると一気に慣れる。
ビクビクしながら進んでいたのが、逆にモンスターをじっくり観察する余裕すら出る。
「訳が分からずに迷宮に放り出される主人公」と同じく、
どうやってクリアするのか手探りで探っていく所が面白い。
どこに出口があるのか? どうやって出るのか? どうモンスターを出し抜くか?
試行錯誤する過程が一番楽しかった。
それら全て把握したとしても、スキル次第でできる事が変わるので
多少は違った攻略パターンが楽しめる。ボリュームはかなり少ないが、
価格分は十分楽しめるゲームだった。100円なら間違いなくオススメ。
左:家族へのお土産自販機…こんな物のために命がけとは…
右:愛する家族…色々ヤバイ。家族はランダムで変わり、さらにヤバイのもいる。
☕ | JJ voice |
たまに遊びたくなるホラー。ゴア・グロ苦手な私にはピッタリのゲームでした。 同じく隔離デスゲーム映画の「CUBE キューブ」を思い出しました。 あれくらい高難度の初見殺しトラップがあれば、もっと良かったかな。 |
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