FPSレビュー『GENERATION ZERO』機械兵団に侵略された北欧オープンワールド、緊張感ある高難易度の戦闘&探索 [Steam PC版]

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機械兵団に侵略された北欧オープンワールドFPS『Generation Zero』 
メインミッション全クリアを機にレビューを兼ねてご紹介します。
相当寄り道しながら約80時間ほど、色々タフなゲームでした。



 Generation Zero ゲーム特徴

定価 2600円 賛否両論  開発 Systemic Reaction  日本語対応  必要スペック高


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謎の機械兵団による侵略…1980年代オープンワールドFPS

舞台は自然溢れるスウェーデン郊外の群島。あちこちに戦闘の痕跡…
真相を探るため、住民の手がかりを追って探索を開始するのだった…
キャラメイクあり(性別・衣装・外見パーツ選択。とてもレトロファッション)

ソロプレイ、またはCOOP対応(野良でも自動マッチング)
私はソロで寄り道多めに80時間ほどでメインミッション全クリア。
最短クリアを目指せば、30時間以上は短縮できそうな気がする。



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戦闘はかなり高難易度FPS、装備整うまでは基本ステルス

ザコ敵でも「索敵能力や射撃精度」が超高い! しかも硬い!
弱点を狙えなければ、マガジン1つ撃ち切って倒せるかどうか。

最高クラスの中型敵は恐ろしく硬く、1体倒すのに数分かかる事も。
一般FPSだとボス格になりそうな大型ロボットも中盤辺りから徘徊。

例えば 
遠距離……瀕死級の狙撃や砲撃! 中距離……継続ダメージや連射!
近距離……吹き飛ばし範囲攻撃! 
射線が通らなければ毒ガスほか
大抵集団で追い込んでくる。 自動回復など…ないッ

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装備が整うまでは、見かけた敵をガンガン殲滅していくゲームではなく
ステルスで隠れたり逃げたり、勝てそうな状況でのみ工夫して戦う。

デコイで気をそらしたり、道具や罠を活用したり、建物に隠れて奇襲したり
弱点や武器を優先破壊したり、走り回ってスキを探したり、独特な戦闘感覚。

装備&強化の整った後半は、高火力になり立ち回りも熱いが
最初の10時間以上は慎重プレイ必須、好み分かれるゲーム性。
※ 難易度を下げると相当楽にはなる。



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オープンワールド要素について

マップはかなり広い。あちこちに隠れ家=拠点が沢山あり
発見するとファストトラベル地点になる。無線設置でもFT可。

拠点機能としては、倉庫(どこで開いても中身共有)、不用品分解、
物資クラフト(レシピがあれば 衣装強化&弾薬ほか作成)できる。
睡眠や回復もできれば良かったのだけど。

乗り物は自転車のみ。走行性能が超低くてすぐ転ぶ。
ダッシュが速いゲームなので、乗る機会はほぼない。



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RPG要素について

ミッション達成ほか、戦闘や探索で経験値が入り
レベルUPごとにスキルツリーからPERK習得できる。※振り直し不可。
開始後はNEW GAME機能がないため、別キャラ作成しても進行データ上で育成。

PERKは銃の扱いなど戦闘系、ステルス系、エンジニア系など様々。
レベル上限はあるようだが、私の場合はプレイ100時間でもLv26。
本編クリア時点はLv21だった。よほど長時間遊ばない限り問題ない。

装備・アイテム・素材など、荷物や敵からルート(収集)
武器性能はバトロワのような色分けグレード制で分かりやすい。
サプレッサーや照準器などパーツ着脱、FMJやAPなど弾薬種類もある。

弾薬については「持ちきれず捨てるほど」入手できる。
ロケランや50口径ライフルなど強力武器の弾は少ないが
昨冬アプデにより、レシピを見つければ弾もクラフト可能になった。



Generation Zero 個人的に残念な点
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武器は3スロット。インベントリ画面から装備するRPG仕様。

インベントリ操作中も時間は止まらないため、戦闘中は編成変更しづらい。
インベントリ開く → スロット入替え → アイテム持替えで10秒近くかかる。
品質で自動ソートするようになったが、増えると探しづらい。

道具は4スロットのみ。インベントリ画面から直接使えない。

回復・デコイ・EMP・グレネードなど、使用率高いアイテムを持つと
「トラップを使いたい! 双眼鏡を使いたい!」などすぐ対応できない。
せっかく戦術自由度があるものの、編成変更が面倒で活かしづらい。


倉庫にも重量制限があり最大200kgと少ない。衣装強化も微妙。

武器・弾薬・アイテムなど全部拾っていくとすぐ上限。いつも取捨選択。
逆に言えば、無駄に収集せずサクサク進められる工夫とも言える。
捨ててた弾薬も、クラフト素材に使えるようになった点はGOOD。

ジャケット・シャツなど、洋服もレシピがあれば強化できるが
防弾・対火ほか、1~2%程度のバフで性能UPはかなりシブい。



Generation Zero 気になった点やバグ
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多いため列挙(上述した以外)

・入れる建物はパターンが少なく、似たような建物&構造中心で新鮮味が薄い。
・スタックして、タイトル画面に戻るしかない場所あり(100時間中 5回遭遇)
・取りづらいアイテム配置も多い(触る判定がシビア)

・睡眠など時間帯の変更機能はない。1日が結構長いため、夜でも行動必須。
・自動回復はない。回復薬が少ない時はあえて死ぬかタイトル戻り拠点復活。

・敵種類が少なく感じてしまう(色違い風の量産改造型なので新鮮味は薄い)
 試作 → 軍用 → ???など世代ごとに武器&攻撃パターンや装甲強化されていく。

・実績コンプは大変。サブクエは各所にある「文書&音声ログ」から受注。
 近づくと現れる青マーカーを、町などを探索しながら探すローラー作戦。
 収集要素も含めると、マップの広さや建物が多すぎて相当時間がかかる。


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2020秋頃に遭遇した酷いバグ ※アップデートで改善中。
最近はほとんど遭遇しておらず、修正された可能性あり。

・インベントリで装備変更した銃が選択できなくなる現象。100時間中 3回遭遇。
 さらに武器もバグって、外見ショットガン 中身ライフル状態になった事も。
 最終的に、激戦中にハンドガンしか使えなくなって詰みかけた。

・木の横で「しゃがむ」「立つ」切替できない。仕様と諦めてたが修正済。
・すぐ横で攻撃しても、微動だにしなくなる棒立ち状態の敵。何度か遭遇。
・地下にいるのに、地上敵が反応して戦闘状態が終わらない。2回遭遇。
・地形をすり抜け、マップ裏側へ落下… 2回遭遇(まだ直っていなかった 参考画像




 Generation Zero レビューまとめ
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毎月の度重なるアップデートにより、随分遊びやすくなったが

酷いバグは最近見ていない。それでも賛否寄り「ほぼ好評」辺りの印象。
良い点もあり、面白さもあるが、好み分かれる万人向けではないゲーム。
Steam実績では、クリア率わずか5.7%、メイン全クリ3.8% 2021年1月の参考画像

00~10時間……すべてが手探りで面白い。強い敵への緊張感でワクワク。
10~30時間……超絶硬い敵に不安よぎる。だが探索の楽しさがまだ勝る。

30時間以降……攻略法は大体掴むが、敵種類の少なさやミッションの薄味さ、
       新鮮味が一気に薄れて、メインミッションだけ集中クリア。
       ただ、その後たまに遊びたくなる時があり既に100時間超。



本編には生存NPCがいないため、演出が弱く感情移入度に響いてくる。

全体的に寂しく薄味。 探索と戦闘以外にはモチベーションが上がりにくい。
ミッションは「敵の殲滅」or「淡々とマーカー目標を探す」感覚で演出が弱い。
多くは文書ログを見つけた瞬間に即終了。その場の光景から結末を察するのだ。

興味惹かれた内容はあるが、ミッションは文書&音声など「読み物中心」
映画のようなイベント演出で盛り上げて欲しいプレイヤーには物足りない。
クリア達成感も薄い。壮大な最終決戦!などなく、スッキリとは言い難い物語。

補足 
・別売の大型DLC Alpine Unrest では生存者NPCも登場する。


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本作のポイントは “圧倒的強敵から逃げ隠れしたくなる緊張感”

「この響く足音… 不気味な咆哮… あの巨大ロボが近くにいる!
 戦って物資消耗する訳にはいかない…… 今は逃げねば……
 強力な武器と砲弾、弱点の手がかり、準備が整うまでは!」

『ターミネーター』の崩壊世界で1人で戦っているようなイメージ。
隠れながら探索して物資&情報を集め、反撃のスキを伺うレジスタンス感覚。
入手資料、遠くからの撮影写真(スクショ)を見て弱点など対策を考えた事も。

体験談 
デカブツは初見30分かかり、弾1000発・爆弾・回復も大量消費で絶望。
装備充実した後半だと数分、コツが分かり弾薬もはるかに少なく済むが
そんな敵が数百メートルごとにいる。面倒でステルスしたくもなる(笑)
ちなみに、MMOFPSのレイドBOSS並みに超強い敵も昨冬実装。




 Generation Zero 良い点や面白い部分
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自然グラフィックが綺麗。 風光明媚なロケーションも多い。

天候変化、舞う落ち葉や移ろう木漏れ日、朝霧など空気感がある。
草むらを通ると草が折れるところや、被写界深度ボケ味もGOOD

建物内や小物オブジェクトは特筆するほどではないが
「良い景色だなあ…」「あっち何があるかな?」と観光気分。
Googleストリートビューで似た島を見てみると、まさに近い雰囲気だった。

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そのほか良い点

・ダッシュが速い! スタミナ切れの小走りでも一般FPSのダッシュ並み。
 前後左右ダッシュも可能で立ち回りが熱い。スキルUPでさらに30%速くなる。

・物資は無限スポーン=時間が経てば復活する(ただし敵も復活)
・タイトル画面以降のロードは速め  ・無料DLCあり(衣装やシステム)
・ARリロードのマガジン投げ捨てなど、武器取り回しモーションが格好いい。


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面白かった部分をまとめると


1・ステルス索敵しながら拠点探し = 探索範囲を広げていく楽しさ
 (無線設置でファストトラベルできるが、ゲーム終了で消えるため拠点発見が必要)

2・強敵や集団にどう挑むか試行錯誤する楽しさ、緊張感
 (戦闘の工夫または、罠を仕掛けてデコイでおびき寄せて一網打尽にしたり)

3・装備が整っていく楽しさ…… 装備充実後のリベンジ狩り!
 (レジェンダリー武器でガンガン破壊!  ただし最高クラスの敵は超絶硬い。
  跳ぶ瞬間、刹那にバックダッシュジャンプなど立ち回りや駆け引きが熱い)

以上! 不満も多いが、改善や面白さも考えると「ほぼ好評」辺りの印象。
ただ、Steamでのバグ以外の不評点もうなずける、「賛否両論」も妥当な人を選ぶゲーム性。
恐竜FPSな次回作『Second Extinction』または 高評価FPSを遊んだ方が幸せになれると思う。



 JJ VOICE
2020年9月、バグに参って一度止めましたが、改善を知り11月から復帰。
発売後 1年半以上でやっと普通に遊べる感覚。バンカーに案内板まで(笑)
ガマン強く遊んでくれるユーザーへのサービスなのかもしれませんね。

右は私のスキル構成(Lv 26時点) 最初は面白そうなテックを育てたものの
早くクリアすべくステルス重視に。装備が強くなったのでやっと戦闘強化中。
「運搬量MAX」はオススメ。「視認性+静音+速度」は探索が楽になります。

さて… 3か月に及んだ長い戦い。サブミッションも残り6つまで来ましたが
中々見つからないので、そろそろ一段落かな。新たな戦場へ向かわねば!


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